着いたばかりの頃は、税金もスーパーも「あとで考えること」に見えます。でも、TFNを持たない、記録のない現金仕事をする、スーパーがどのファンドにあるか知らない——この小さなずれが、後でお金を取り戻せなくなる原因になります。
このページは個別の税務アドバイスではありません。最新の税率とルールはATOで確認してください。
TFN:自分で取得して、自分で管理する
TFN(Tax File Number)は、雇用主が正しく税を源泉徴収するための番号です。ATOを通じて自分で取得できます。妙な手数料を取る業者や、メールへのフルアクセスを求める相手を通す必要はありません。
TFNは、正規の雇用主・会計士・公的サービスなど、本当に必要とする相手以外に渡さないでください。
ワーキングホリデーの税率
ワーキングホリデーメーカーには特別な税率の仕組みがあります。実際の源泉徴収額は、雇用主がATOにWHM雇用主として登録しているかどうかなどで変わります。目安として、登録済みの雇用主では通常 45,000豪ドルまで15%、未登録の雇用主では 最初の1ドルから30% が源泉徴収される場合があります。最新の税率は必ずATOで確認してください。友達の話で推測せず、自分の状況をATOの情報で確認してください。
チェックすること:
- 雇用主からTFN declarationを求められたか
- 給料が銀行口座に振り込まれ、ペイスリップに記載されているか
- 源泉徴収された税額が明細で確認できるか
- 雇用主がWHM雇用主として登録されているか
- タックスリターンに備えてペイスリップを全部保存しているか
スーパー(退職年金)
スーパーは雇用主が積み立てる退職年金です。条件を満たす一時滞在者は、出国後にDASPとして請求できる場合があります。
転職や帰国の前に:
- スーパーファンドの名前を控える
- メンバー番号を保存する
- 名前・生年月日・メールアドレスの登録が正しいか確認する
- スーパーの記載があるペイスリップを保存する
- 複数のファンドに口座が分かれていないか確認する
DASP:出国後の請求
DASP(Departing Australia Superannuation Payment)は、オーストラリアを出国し、ビザが失効した後にスーパーを請求する手続きです。ワーキングホリデーメーカーのDASPには特別な税率がかかります。帰国後の資金計画を立てる前に、最新の税率をATOで確認してください。
「スーパー全額還付」をうたう業者に注意してください。DASPの税は、業者が消せるものではありません。
危険信号
- 「TFNは要らない。現金のほうが得だよ」と言う雇用主
- ペイスリップが一度も出てこない
- 明細にスーパーの記載はあるが、どのファンドか分からない
- myGovやATOのログイン情報を求めるエージェント
- 公式の手続きを説明せずにDASP請求の高額な手数料を求める業者
- ATOを名乗る不審なSMSやメールのリンク
迷ったら、書類から始めてください。TFN、ペイスリップ、スーパーファンド、そして自分自身のmyGov/ATOアカウント。これだけで状況の大半は整理できます。