誰かがあなたのパスポートを返さない、ビザの取り消しをちらつかせる、外出や退職を許さない、特定の場所での労働や居住を強要する——それは深刻な事態です。今日すべてを証明する必要はありません。最優先は安全です。
差し迫った危険があるときや、けがをしているときは、緊急通報(000)へ。電話が安全にできない場合は、先に安全な場所へ移動してください。店、クリニック、警察署、図書館、信頼できる人のところなど。
知っておくこと
- パスポートは重要な身分証明書です。他人があなたを従わせる道具に使ってよいものではありません。
- 「通報したらビザを取り消させる」という脅しは、人を黙らせる典型的な手口です。
- 強制労働、人身取引、性暴力、交際相手からの暴力、搾取には公的な支援があります。
- 通訳を頼む権利があります。「日本語の通訳をお願いします」と伝えてください。
安全第一の手順
- 危険なら対決しない。 相手が激高していたり、車や家の鍵を握っている場合は、まずその場を離れることを優先する。
- 安全にできる範囲で、静かに証拠を残す。 パスポート、ビザ許可レター、契約、ペイスリップ、住所、脅しのチャット、関係者の名前を撮影・保存。
- 信頼できる人に居場所を送る。 「いま安全じゃない。ここにいる」だけで十分です。
- 可能なら小さな荷物を用意する。 薬、携帯、充電器、銀行カード、パスポート/ビザのコピー、最低限の衣類。
- 適切な窓口に連絡する。 差し迫った危険は緊急通報へ。強制労働・人身取引はAFPや公的支援経路へ。給料の問題はFair Workへ。性暴力・パートナーからの暴力は1800RESPECTへ。
パスポートがまだ手元にないとき
パスポートを取り返すためだけに、危険な場所へ一人で戻らないでください。警察、AFP、大使館・総領事館、支援サービスに先に相談を。パスポートの写真とビザ許可レターがあれば、支援を求めるときの本人確認に役立ちます。
電話で使える言葉
I need help. My passport is being held and I am threatened about my visa.
I need a Japanese interpreter, please.
I am in [サバーブ/町の名前]. It is not safe for me to go back alone.
英語が難しければ、「Japanese interpreter, please」を繰り返してください。
女性や人里離れた宿で暮らす人へ
ファーム、ホステル、住み込みの職場で脅しが起きている場合は、出口を意識してください。鍵、車、電波、夜の照明、連絡できる相手。食事・プライバシー・部屋割りへのコントロールが圧力の道具に使われることもあります。それも支援を求めるときに話してよいことです。
あなたは大げさではありません。パスポートを取り上げ、ビザで脅すのは支配のサインです。いまいちばん安全な小さな一歩から始めてください。